徳永静香

親指の痛みをたどる

講師の徳永です。

(笑)この人です↑ ↑

さて今回は、お客様の症状からの施術の見立てと、クロージング時にお伝えしたアドバイスについて書いていきます!

 

サロンにご来店されたC様は、定期的に三週間に一度の頻度でご来店くださっています。今回の気になるところは、ある一定の動きをすると、

〝左手拇指と上腕二頭筋が痛む〟

というところが1番気になるところで、ピタッとした服を着たり脱いだりする時は特に、腕を庇いながら着なくてはいけなくなっているほど、日常生活に少し不具合が生じていました。

さてさて、どのような施術をし、アドバイスをしたら良いのでしょう〜?

 


まずはカウンセリング!

 

お客さまがご来店されるとすぐにお部屋にご案内します。上着をお預かりした後に早速「調子はいかがですか?」と体の状態をお伺いします。

 

首肩がこっている、腕が上がりにくい、腰が痛い、むくみが気になる、頭痛がする、たるみが気になる…など、今気になる事を教えてもらいます。

 

美容矯正は基本的に、対症療法の部類なので、お客様が自身で感じている状態と、私たちセラピストが触れて感じ取った情報を掛け合わせて、その日の施術内容を決めていきます。

 

当スクール併設サロンのOceanのお客さまが選ぶメニューの一番人気は、〝パーソナルコーディネート〟と言って、お任せのコースなんです^ ^

90分、120分、150分からお選び頂けます。ちなみに120分が人気です(*≧∀≦*)

 

C様はある一定の動きをすると、左手拇指(親指)と、上腕二頭筋(力こぶの筋肉)が痛いのよね〜、とのことでした。

 

お仕事でPCを使われるので、手と目は疲れやすいはず。座っての仕事だから腰、背中、肩、首、頭というように骨盤から上の疲労が毎回あります。

 

が、今回のような部位の痛みは初めて。原因は掴めませんが、症状の部位の関連性から、大まかな施術の流れは作れます。

 


筋膜の繋がり

 

筋膜について学んだことがある方なら、もしかしたら既に察しはついてる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はある筋膜の繋がりがポイントだと目星をつけました。

 

筋膜は筋肉を包む膜で、連続して繋がっているんですね。例えば、おでこの筋膜はぐるっと後ろにいって体の後ろ側を通り、最終的には足の裏まで繋がります。

ということは…おでこのシワは足裏と関係してる!とも言えてしまうんです∑(゚Д゚)びっくりですよね!

 

そのような感じで、他にも筋膜のつながりがいくつか有ります。

 

C様の場合は腕の筋膜の繋がりをみました。親指と上腕二頭筋がつながる筋膜の流れがあるんですよ、実は。だから、この繋がりをしっかりと辿ってあげればいいわけですね!

 

もちろん、そこだけの問題では無いので、他のアプローチもしっかりと入れます。筋肉の痛みが出てるので、NMTオイルセラピーでしっかり筋肉筋膜へアプローチしつつ、腕の後ろ側、前側、脇などもしっかりと。

 

股関節を動かすときに少し緊張気味だったので、股関節をしっかり動かして過緊張をほぐしたり。フットケア、ハンドケアも入れながら最後はお顔でフィニッシュ!

 


アドバイスは…

 

施術後に再度お体を鏡越しで見させていただきます。そのときに変化をお伝えし、ご自身でも感じたことや認識できたことを共有します。

そして、今回アドバイスさせて頂いたことは、やはり親指からの筋膜のつながりについてです。親指と繋がっている筋肉筋膜が全て筋張って硬くなっていたので、その旨を伝え、ご自身で優しく緩めてみてください、とお伝えしました。

 

ちなみに今回は、

・親指、拇指球

・上腕二頭筋

・小胸筋

ここがポイントでした^^

全て自分で触れられらところですから、気持ち良い圧で触ってもらうよう伝えました!

 

当校でお伝えしているNMTオイルセラピーの中で、この筋膜のつながりとアプローチの仕方が学べます!!

 

筋膜の繋がりを知ってるから、お客さまにもアドバイスが出来ました。体の仕組みやつながりを知っておくと、対処の仕方にもアドバイスの仕方にも幅が広がりますよ〜(^ー^)v

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

この記事を書いた人

徳永 静香
【勝山浩尉智の美容矯正専門カレッジ】校長を務め、世界各国に生徒を持つカリスマ講師。勝山式講師歴は18年で全分校の中でも断とつの経験値・講義数を持つ。初心者にわかりやすく伝える能力が天才的と好評。さっぱりとした性格の中にひょうきんな要素で場を和ませ、人情味あふれる姿勢に生徒からの信頼も厚い。
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