表現の大切さ ~フレーミング効果~
主任講師の徳永静香です
人が生活する中で、とっても大切になるのは
コミュニケーション 力(りょく)
だと思います。
人と人のつながりは全て何かしらのコミュニケーションで行われます。
言葉、行動、表情…。様々な形がありますね。
コミュニケーション 力(りょく)があると人間関係もスムーズ
でも、なかなか難しいものです。
言い方一つで受け取られ方がガラッと変わります
そんなつもりで言ってないのにネガティブに受け取られてしまったことはありませんか?せっかくなら、相手に嫌な思いを抱かせたくはないですよね~。
先日、スクールの授業中に
表現力
についての話題が持ち上がりました
整顔の授業なんですが、最初にお顔のチェックをします。
顔のチェックなんて簡単!と思われるかもしれませんが、案外難しいのです。どのようにお客様に顔の状態をわかりやすくお伝えできるのでしょうか
左右差をお伝えするために、セラピストの手をうまく指標として使う
その左右差をポジティブにお伝えする
お客様自身で触って確認してもらう
上記のような方法でお伝えしますが、なんと言ってもがとっても難しい!
お客様はだいたい自分の顔の左右差は知っているものです、特に女性は。
毎日鏡を見てお化粧をしますからね。それを踏まえてサロンにいらっしゃいます。
「顔の左右差を整えたい、もっと小顔になりたい、目をぱっちりさせたい…。」という気持ちを抱いて
それなのに、セラピストから
「こちらのエラが張ってますね、こちらのお顔が下がってますね…」
などと言われてしまえば、わかってても気持ちが落ち込みます
表現方法がとっても大事なんです
その日の夜たまたまTVで
「フレーミング効果」
についてやってました。
フレーミング効果とは
ある選択肢の判断を人が行う場合、その絶対的評価ではなく、自己の参照点(基準点)との対比において比較されるため、絶対評価とは異なる判断を導く可能性があるという効果のこと。同一の選択肢であっても、選択者の心的構成(フレーミング)が異なると、意思決定が異なってくる効果のこと。
だそうですが簡単に言いますと…
「言い方しだいで相手の受け取り方が変わりうる」
ということです。
例えば…
「右側の頬が張ってますね。」
「右側の頬がふっくらしてますね。」
「右側の口角が下がってますね。」
「左側の口角が上がってますね。」
などです。
もも、もも実は同じことを言いたいのです。
最初のはネガティブに聞こえて
はネガティブさを軽減しています。
次のもネガティブに聞こえてはポジティブに聞こえます。
張ってる、下がってる、張り出している、固い、広い、などの言葉は時としてネガティブに受け取られる事があります。ですので注意が必要となりますね。
セラピストとしての表現の仕方、私も勉強しないとな~と感じました。
人それぞれの個性にあった表現をチョイスできるようになりたいものですね
スクールではそのような事も随時お話をさせていただいています
日々、精進 ( ̄ー☆
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この記事を書いた人
- 【勝山浩尉智の美容矯正専門カレッジ】校長を務め、世界各国に生徒を持つカリスマ講師。勝山式講師歴は18年で全分校の中でも断とつの経験値・講義数を持つ。初心者にわかりやすく伝える能力が天才的と好評。さっぱりとした性格の中にひょうきんな要素で場を和ませ、人情味あふれる姿勢に生徒からの信頼も厚い。
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